こんちはっす、ホウロウです。
イラストとは技術や経歴や才能なんてぶっちゃけどうでも良く、やる気と気力との戦い。
描くのが大変な分、やる気も気力もない時、どう対処をするかが鬼門。
てことなんで、今回はイラストのやる気も気力も湧かない時の私なりの対処方法を紹介します。
今回の記事を見ることで、
- イラスト描かないといけないけど、どうしてもやる気も気力も湧かない…..やばい
- イラスト描く気が起きない時、他の人はどうやって対処してんだろ?
といった方の参考になればと思います。
よろしくお願いします。
イラストのやる気も気力もない時の私なりの対処方法

15分以上散歩をする
対処方法の1つめは、15分以上散歩すること。
やる気も気力もない時は、環境を変えて運動をするのがいいからです。
実際にスタンフォード大学の研究によると、私たちは歩き回っている時、座っている状態に比べおよそ60%ほどクリエイティブになるとのこと。スティーブ・ジョブズもクリエイティブなアイデアを出すため、歩きながら会議をしていたみたいです。
私もとにかくやる気が出ない時やアイデアが湧かない時は、ひたすら歩くことで対処してきました。
15分ほど歩きながら考えると、思考が整理され、やる気が湧いてきます。
帰ってきた流れでそのままイラスト作業に移ることも容易です。
カフェで作業する
対処方法の2つめは、カフェで作業をすること。
環境を変え、やらざるを得ない状況にするためです。
家は居心地の良さMAXの環境のため、誘惑が多く、私たちから選択肢を奪いがち。
人間とは誘惑に弱い生き物なのです。
家だと人目もないので、イラストを描くかどうかは自分次第。
だったら、外に出ることで作業環境を変え、かつ人目がある場所で作業をすれば、もはややらざるを得なくなるのです。
私は夏コミの作業がすごく残っているのに、なぜかやる気が出ない時は、身だしなみを最低限にしてiPad片手にスタバに行ってました。
結果、外の方が作業が捗ったし、なんならお金を払っているプレッシャーで元を取ろうと必死になれました。
とはいえ、大人向けの漫画やイラストを描いてるならカフェ作業には抵抗感があるかもなので、ネカフェで作業をすることをお勧めします。
紙とペンを持って5分描く
対処方法の3つめは、紙とペンを持って5分描くこと。
やる気とは、作業を始めてしまえば勝手に出るからです。
作業を始めるとはいえ、人の脳みそは賢い。
だから、その先の面倒くさくて嫌なことを想像すると、途端に体が動かなくなる。
だから、今すぐにでも準備不要で取り掛かれる小さなことから始めるのです。
私は常に手の届く範囲にノートとペンを置いており、何も気力がない時はテキトーに絵を描いています。
その状態だと、たとえ寝起きで髪がボサボサであろうが、昨日風呂に入り忘れようが、紙とペンを持って線を一本引くことは可能です。
描く内容は図形だろうが落書きだろうがなんでもOK。
とにかく小さな一歩を踏み出しましょう。
あと、ここはとても重要。描くときは紙とペンにしてください。
デジタルはネットという誘惑があるので、やる気が出ない時はまずアナログから描こう。
デジタルデトックス
対処方法の4つめは、デジタルデトックス。
心身と脳の疲労を取るためです。
やりたいことや目標があるのにやる気が湧かない理由の1つとして、デジタル機器の過剰使用の可能性もあります。
特にSNSなどは、他の人の幸せな情報や負の情報が嫌でも流れてくるため、比較したり感情を揺さぶられたりして心身が疲労しがち。
イラスト活動は結構メンタルが削られる作業。
メンタルが削られる作業に対して、心身が疲労していたら、それはやる気もなくなるはず。
私も定期的に
- スマホをタイムロッキングコンテナへ放り込んで読書
- 財布だけ持って外にお出かけ
- デジタルではなく紙とペンでお絵描き
など、デジタルデトックスを意識的に取り入れています。
同人イベントに応募する
対処方法の5つめは、同人イベントに応募すること。
やらざるを得ない状況を作るためです。
同人イベントへの参加にはお金がかかるし、締め切りも決まっている。
そういったプレッシャーがあると、嫌でも描かないといけなくなります。
例えば、アルバイトや会社員をされている方ならあるあるかと思われますが
朝、どんだけ起きたくなくて、準備が億劫だとしても、体は勝手に動き、準備をして出勤しますよね?
それは、行かざるを得ない状況が作れているからです。
「同人イベントに参加するとはいえ、自分なんて画力がまだまだだし、無知だから……」
と言いたい気持ちもわかりますが、イベントへの参加に画力も経歴も関係なし。
なんなら、絵描き歴1ヶ月でもイベントへの応募は可能。
イラストのやる気に頼らず、やらざるを得ない環境を作ってしまいましょう!
※理由については長くなっちゃうので、別記事にて解説予定です。
やる気を出す方法に正解はない

ここまで、イラストのやる気が出ない時の対処方法について紹介しましたが、
私はやる気を出す方法に正解なんてないと思います。
「とにかく描け」はなんか違うような気がする
やる気の出し方として、よくあるアドバイス「とにかく描け」
確かに理にかなっているし、実際とにかく描いた方がやる気は出るもの。
私も頭では理解していて、とにかく描こうとしても手が動かないことがよくある。
ただ、実践してすぐに解消されるという単純な問題ではないのかと。
なので、私としては「とにかく描け」というのは、なんだか違うような気がする。
色々試してみることをオススメしたい

私がオススメしたいのは、今回紹介した方法も含め、いろいろとやる気が出る方法を試してみること。
やる気が出るかどうかなんて試してみないとわからないし、思わぬ方法でやる気が出ちゃったりもします。
やる気とはまた違いますが、スポーツ選手のルーティンなどを見てください。
「え?本当にそのルーティンでいいの?」
と思えるものがたくさんあります。
到底私たちが真似してもうまくいかないけど、その人にとってそのルーティンがコンディションを絶好調にできる方法なのです。
私もやる気が出る方法をいろいろと模索してきた結果
- 15分以上歩く(15分以下ではダメ)
- カフェで作業(集中力は最大2時間)
- デジタルデトックス(スマホもスマートウォッチも音楽も聴いてはダメ)
- 同人イベントへ応募(デカいイベントでないと応募する気にすらならない)
といった方法を編み出しました。
なので、イラストのやる気が出ない時は、あらゆる手を試していただきたい。
【重要】イラストのやる気が出ないのはあなたのせいではない

最後に言いたいことは、イラストのやる気が出ないのはあなたのせいではないということ。
やる気が出ないのは誰にでもあることだし、私だってイラストを描くやる気がないから、今こうして文章を書いています。
イラストは別にやってもやらなくてもいいんだもの。
やるかやらないかは自分の裁量次第だから、やる気が出ないのは当然のことなのです。
それに、イラストを描くより楽しいコンテンツは世の中にたくさんありますからね。
楽しいことが1秒で体験できるにも関わらず、あえて大変なことに手を出すのは、脳が拒んでしまうのも無理はありません。
とはいえ、それでもイラストを続けたいという人はたくさんいるはず。
そういった方は、今回紹介した方法を試していただければ幸いです。
やる気が出ない絵描きに向け、私は筋トレを推奨したい↓