こんちは、ホウロウです。
前回、こんな記事を書きました。
この記事にあるイラストは、初期の頃に描いたものなので、流石にこの頃より画力は上がっている。
てことで、今回は黒歴史イラストをリメイクし、どのくらい画力が向上しているか検証していく。
- イラストって描き続けるとどのくらい画力が向上するの?
- イラスト始めたいけど本当にうまくなるのかな?
という人は、ぜひ参考にして頂きたい。
初めて描いた黒歴史イラストをリメイクしてみた

検証にあたり、少し条件をつけました。
- 色を塗らないこと
- 使うツールは鉛筆もしくはシャーペン(デジタルの)
- 構図やポーズは極力変えない
色を塗ると当然魅力は増すし、当時と極力同じツールを使いたい。
だから、あえて縛りを設けることにした。
ただ、デジタルでやることは許して。
2015年:初のオリキャラ(夏部誌)

1発目にリメイクしたのは、イラストを始めて初めて描いたオリキャラ。
これは漫研の夏部誌で描いた子ですね。
何が変わったか言う必要もないくらいに、画力はもはや雲泥の差。
しかも制作時間は2時間もかかっていない(当時は4時間かけて描いた)。
そして、気のせいかな?胸も大きくなっているような…..
2016年:体育座りの女の子(夏部誌)

次にリメイクしたのは、絵描き2年目の夏部誌で描いたオリキャラ。
ポーズは体育座り。
真正面だとなんだかイマイチだったので、ポーズは変えずに構図のみ微修正しました。
身体の違和感もなくなり、しまいにはパ◯ンツまで少し描いちゃって、、、
画力はもちろん、フェチ度も向上しているのかも。
2016年:ピクニックしている女の子の俯瞰イラスト(冬部誌)

次にリメイクしたのは、絵描き2年目の冬部誌で描いたオリキャラ。
「俯瞰+座っている」という厄介な構図。
ただ、線がキレイに描けるようになっている上、より難しい位置での描き方もできるようになっています。
そして、胸の描き方も理想に近づきつつある。
てか、こんな大きかったっけ?
【検証結果】初心者でも下手でも続ければ画力は確実に向上する!

検証結果、画力がかなり向上しました。
「そりゃそうか」とも思いつつ、自分でもビックリした。
特に良くなったのは「表情とシルエット」
中でも特に良くなったと思ったのは「表情とシルエット」。
表情が良いだけで、他のバランスが多少悪くてもかなり上手く見える。
シルエットがいい感じだと、他のバランスが多少悪くても良く見える。
初心者時代はそんなのお構いなしに描いていました。
やはり、意識して描き続けるというのは大事。
表情とシルエットが良くなった理由として、直近で買った参考書も良かったのかもしれません。
下手でも初心者でも続ければ嫌でも画力が向上する
イラストをリメイクした結果、下手でも初心者でも描き続ければ嫌でも画力が向上することがわかった。
「いや、そりゃそうでしょ」
とも思うが、こういうのって頭で分かっていても実際に取り組んでみないとわかりません。
リメイク前は「めんどくさいな、、、」と思い抵抗感を感じると思うけど、描いてみると思いのほか筆が進む。
そして描き終わった後に「めちゃめちゃ上手くなってんじゃん!」と嬉しさと成長感を感じる。
だから、現時点でイラストに停滞感を感じていたり、描くことが思いつかない人はぜひ過去作をリメイクしてほしい。
(と、さいとうなおき先生も言っていた)
イラスト上達で大切なのは、他人ではなく「過去の自分」との比較
ここまで見た方の中には、こう思った方もいるのではなかろうか?
- 画力向上しているとはいえ、まだバランスがおかしいじゃん
- どれくらい上がっているかと思いきや、こんなものか
- これじゃSNSでバズるまでいかないな
そう思われても仕方ないし、実際自分もまだまだだと思う。
ただ、私が比較したいのは「過去の自分」なんだ。
現代は非常に比較がしやすい環境が整いすぎている。
嫌でも上手いイラストが目につく。
そんな上手い人がゴロゴロいる中、比較をしてしまってはキリがない。
あの人たちは、時間を犠牲にしてイラストに情熱を注ぎまくっている人たち、もしくはガチの天才。
上手くて当然。
そんな人たちと比較するとか、プロ野球選手に「野球で勝てなくて凹む」と言っているようなもの。
なので、私はイラストで落ち込んでいる人にこそ、過去の自分と比較していただきたいです。
今後も、他の人にとって大したことないと思われても良いから、自分のため、みんなのためにイラストを投稿していきます。


