こんにちは、ホウロウです。
ブログ記事用の写真撮影のため、今まで描いてきたコピー用紙を漁っていたところ、私が漫画研究会に所属していた時代の部誌が出てきました。

この部誌は、漫研の各部員がそれぞれ1枚ずつイラストを描き、それをまとめて冊子にしたものです。
そこには、私が初めて一生懸命描いて提出した、初のオリジナルイラストも載っていました。
人生というものは、振り返って初めて成長を実感できるもの。
ということで、今回は漫研時代の部誌を見つつ、振り返りながら黒歴史を晒していこうと思います。
「初めて描いたイラスト」といった黒歴史を見て、
- 「自分の方が上手い」
- 「最初はこのくらいのレベルでいいんだ」
といった感じで、少しでも勇気を持っていただければ嬉しいです。
2015年〜:絵描き初心者の1年目
夏部誌:初のオリジナルキャラ

漫研が描いたイラストが乗っている夏の雑誌、それが夏部誌。
大学の文化祭にて、この冊子を販売するのが漫研の活動内容の1つ。
そして、私がお絵描きを始めて1年目に初めて描いたオリジナルイラストです。
デジタル環境もなかったので、ボールペンとコピー用紙を用意して一生懸命描いた記憶があります。
当時は「花咲ワークスプリング」というギャルゲーの玖音先輩にゾッコンだったので、目の描き方などもそれに寄せています。
当時の自分は、「めっちゃ可愛く描けた!天才かも?」と本気で思っていました。
しかし今見ると、下手すぎて苦しい、、、、、
どこがダメかは言わずとも分かるので、詳細は割愛します。
20秒も直視できません。
ただ、漫研の部室で一生懸命描いたのは良い思い出ですし、とても楽しかったです
2016年〜:絵描き初心者の2年目
夏部誌:オリジナルの女の子&魔王の幹部

お絵描き歴2年目。
2年目の夏部誌には計2枚のイラストを描いています。
1枚はオリジナルの女の子、もう1枚は自分で考えた敵キャラです。
女の子イラストの方は、最初に比べてかなりマシになっているように見えます。
体育座りでドアップ、みたいなのを描きたかったんだと思います。
この頃から、しっかり下描きをするようになったので、膝あたりは今見てもよく描けていると思います。
、、、、とはいえ、見ていると恥ずかしいですし、苦しい気持ちになるのは変わりません。
この頃も「俺、進化した。神だ。天才だ」と思っていましたが、今見るとそんなことは全くなかったですね。

もう一枚は「魔王の幹部募集!」という企画があって、文化祭で投票してもらう用のものでした。
敵キャラはネタ全振りだったので、設定も意味不明すぎてもはや笑えます。
当時から今に至るまで、私は「MAN WITH A MISSION」と「シベリアンハスキー」が好きなので、こんなふざけたキャラができあがったんだと思います。
今のペンネームやサークル名の由来も、このキャラから始まっていたりします。
ちなみに、投票結果はまさかの3位でした。
冬部誌:オリジナルの女の子(座っているポーズ)

漫研には冬にも部誌というものがあり、冬部誌でもイラストを描きました。
座っているポーズは初挑戦、けっこう苦戦した記憶があります。
陰影も意識して、少し書き慣れきた感じがありますね。
この時も何故か自分に謎の自信があり「俺、、、さらに画力が上がった、神過ぎる。」と自画自賛していました。
こりないですね。
そう思うくらいに、絵を描くのがすごく楽しかったんだと思います。
2017年〜:絵描き初心者の3年目
春/冬部誌:オリジナルの女の子(ちょいムズな構図)

こちらは3年目のイラストです。
春と冬部誌で描いたイラスト達です。
(夏部誌を描いていない理由は覚えていません。)
難しい構図にチャレンジしていて、我ながら偉いなと思います。
たしかこの頃は、模写が上手くいかず発狂しかけていた時期でした。
そのため、練習やオリジナルばかり描いていた記憶があります。
3年目になると、なぜか少し熱が落ち着いてきて、描く頻度もやや減っていました。
加えて、漫研に通う頻度も減ったのがちょうどこの時期です。
「行くの面倒だし、そもそも絵を描いてる人が少ない」と感じていたのもあって
「行く意味あるのかな?」と疑問を持ち、大学3年くらいの頃に漫研を辞めました。
ということで、これが漫研で描いた最後のイラストになります。
以降はデジタル環境を整えたり、pixivに投稿したりと、個人的に活動を続けていました。
、、、まぁ、ある出来事をきっかけにしばらく絵を描かなくなったんですけどね。その話はまた別の機会に。
黒歴史でも昔のイラストを捨てない方がいい理由

ここまで、初心者時代に描いたイラスト(=黒歴史)を晒してきましたが、今見ると本当に下手ですし、直視できないほど苦しいです。
それでも、例え黒歴史でも「残しておいてよかった」と心から思います。
昔のイラストは、成長を実感できる最高のツール
過去に描いたイラストと今の作品を比べると、自分がどれだけ成長できたかがよくわかります。
だからこそ、黒歴史でも絶対に捨てないでほしいです。
たまに、自分の下手さにやけになって全てのイラストを捨ててしまう人もいるようですが、そこはどうか踏みとどまってください。
例え下手に感じても、確実に上達しています。
後々もし有名になれたら、「最初はこんなに下手だったんですよ〜」と笑い話にできますから。
私はまだ無名の絵描きですが、こうしてブログで恥を晒すことで誰かの勇気になればと思い、あえて昔のイラストを公開しています。
失敗談や黒歴史は、誰かの励みになるんです。
どうしても絵を捨てたくなったら、まずは5kmくらい全力で走ってみてください。
そんな余裕なくなるほどしんどいですから。
【総評】初心者時代の絵は宝物

過去のイラストと今の自分を比べたからこそ、私は自分の成長を実感できました。
今なら、もっと上手く描ける自信があります。
誰かが「こいつ下手じゃん」と言っても関係ありません。
私が比べるのは、他人ではなく「過去の自分」です。
イラストは、何があっても続けた人の勝ち。
だから、これから始める人も、今も描いている人も、ぜひ過去のイラストを思い出しながら続けていってください。
メインは二次創作なので、ブログには掲載できませんが、私の現在の画力についてはPixivにアップしています。
よろしければ参考にしてみてください!