こんちは、ホウロウです。
私は職業柄、様々な方とお話をするわけですが、意外とイラストを描いている人って多い。
そして、私よりも遥かに上手いし、フォロワーも多い、、、
マジかよ。こんなにも差があるのかよ。
イラストに自信を持っている自分に対して、なんだか恥ずかしくなるくらい、上手い人が本当に多い。
こんなに隠れてたのか。
ただ、色々と話していて気づいたこととしては、イラストが上手い人に限って、自己肯定感が低い人がとても多い印象。
「世の中、こんなにもイラストが上手い人が身近にいるのに、何故自己肯定感が低いんだろう?」
と思い、考察してみた。
【考察】イラストが上手い人ほど、なぜか自己肯定感が低い理由

イラストが上手い人の自己肯定感が低い理由は、主に2つあると思う。
- 日本人だから
- SNSが普及したから
日本人は自己肯定感が低い「謙遜文化」
そもそも、日本人というものの自己肯定感は低いと言われている。
理由は家庭環境や学校教育など諸説あるが、総合すると
「自己主張を良しとせず、他人に迷惑をかけず控えめにするのが美徳」
といった謙遜を良しとする文化があるからだろう。
相手のことを考え、迷惑をかけず、空気を読んで、発言や行動をする。
なので、褒められても「いえいえ、自分なんてそんな、、、」と言った反応になるのかと。
謙遜というのは良いことでもあるが、最近は過剰な謙遜が増えている傾向にあるような気がする。
これが習慣化すると、自己否定につながってしまうんでしょうね。
私の場合は逆にあまり人の気持ちも社会のマナーもわからず、思った通りの発言をしていたから、新卒時代は会社でハブられたんでしょうね。
SNSの普及と比較による自己否定
日本人の文化的な部分に加え、SNSの普及というのも自己肯定感を下げる要因に拍車をかけているかと。
SNSを見ると、嫌でも自分より上手いイラストが流れてくる。
厄介なのが、プロ・アマ問わず上手い人の絵が大量に流れてくるところ。
そういった人たちを見れば、比較もするし、目標に対しての道のりの長さを嫌でも感じてしまう。
かくいう私も、以前はSNSやpixivのイラストを見て、自分の画力に絶望していた時期がある。
イラストを描き終わってアップした後に、すごく上手い人の作品が流れてきて、
「アップしたけど、この人の方が上手いじゃん、、、」
となって、モチベがダウンした時もあった。
まぁ、今はもはや気にならないし、自分のイラストに自信を持っているんだけどね。
立ち直るのに、ちょっと時間かかった。
ただ、SNSの普及のおかげで、イラスト活動や交流の幅が広がったのも事実。
決して悪いことばかりではない、、、難しいね。
SNS時代に負けるんじゃねぇ!自分のイラストに自信を持つ考え方

私のイラストはハッキリ言って、上手いとは言えない。
上記にもある通り、私より上手い人はたくさんいるし、知名度なんてあるわけではない。
そんな状況だけど、基本的にイラストには自信を持っている。
その時、全力で描いたイラスト。良いイラストに決まっている
経歴や実力、フォロワー数に関係なく。
その時、全力で描いたイラストなんだ。
そのイラストは、良いイラストに決まっている。
だから私は、基本的に自分で描いたイラストに対して自信を持っている。
誰がなんと言おうと、私が納得して描いたのだから文句は言わせない。
仮に文句があるなら、一緒にスクワットしにいこう!!
一番のアンチは自分。だから言葉を選ぶ
中には
「コメントで自分の絵に対する批判を受けた、、、だから自信が持てないんだ」
という人もいるかもしれない。
いわゆる、アンチコメントで自信を失ったタイプ。
仮にアンチから批判を受けたとしても、見ず知らずの赤の他人だから無視しても全く問題はない。
しかし、間に受けて「自分の絵は下手くそなんだ、、、」と感情を増幅させているのは、実は自分だったりする。
SNS上で顔も知らない他人からの言葉よりも、自分の言葉が一番自分を傷つけているような気がする。
だから、せめて自分だけは「自分のアンチにならないように」と言った感じで、自信を持った言葉遣いをするようにしている。
創作活動は「俺/私天才じゃん」くらいがちょうどいい

世の中、便利になりすぎて、逆に創作活動がしにくくなってる気がするし、自己肯定感も下がりがち。
だから今、イラスト活動している人は、「俺/私天才じゃん」くらいの気持ちがちょうどいいと私は思う。
というか、実際スッゲェ悩みながら描いたイラストって、すごく良い作品に仕上がってる。
それは、上手い下手、経歴の長さ、初心者やSNSのフォロワー数に限らず、みんなそう。
なので、みなさん安心して自分のイラストに対して自信を持ち、活動を続けて下さい!!