- イラスト用iPadのスペック解説
- イラスト用iPadの選び方(※私流)
こんにちは、朋狼です。
絵描き、誰もが憧れる(と思われる)最強の端末。
iPad

iPadはタブレット端末でありながら「漫画やイラスト」を描くのに最適なアイテムである。
プロ漫画家やプロイラストレーターもiPadで仕事をしていたりもする。
ただ、iPadの厄介なところは
- 無印、mini、Air、Proとモデルが4種類
- ストレージの幅もスペックもモデルによって違う
といったように組み合わせが何通りもある。
白が400色(アンミカ談)あるように、iPadに組み合わせも何通りもある。
初心者が選ぶにはハードルも価格も高い。
私も最初は悩んで無印iPadから入り、今ではProを使って同人誌原稿等を描いている。
てことなんで、絵描き初心者向けに「Air・Pro・ストレージなどのスペックをどう選ぶか」をわかりやすく解説していく。
【初心者向け】イラスト用iPad スペックの選び方

結論:絵描き初心者はAirがオススメ(Proは書き慣れた人向け)
結論としては、絵描き初心者にオススメしたいのは「iPad Air」
理由としては3つあります
- 絵描きやデジタル初心者にはちょうどいいスペック
- 価格もProよりもはるかに安い
- 一度、Proを知ると下のスペックが劣って感じる
絶妙に中間のスペックがAirなので、絵描き初心者でスペックに迷っている人にはAirをオススメ。
ただし、Proの方が圧倒的に性能がいいのでお金に余裕がある人はProを選ぶのがいいだろう。
※ちなみに私は「無印→mini→Pro」といったiPad歴です。
AirとProの違い
| iPad Air(第8世代・11インチ) | 60Hz |
|---|---|
| iPad Air(第8世代・13インチ) | |
| iPad Pro(第8世代・11インチ) | 120Hz (ProMotion) |
| iPad Pro(第8世代・13インチ) |
「AirとProって結局何が違うの?」って話なんだけど
AirとProの違いは「リフレッシュレート」
要は画面が1秒間に何回更新されるかの差です。
- iPad Air:60Hz(1秒間に60回更新)
- iPad Pro:最大120Hz(1秒間に120回更新)
数字だけ見るとピンとこないかもだけど、Proの方が画面の反映が速いから、ペン先の動きに「ヌルッ」とついてくる感覚がある。
だから、一度でもProやデスクトップPCなどデジタルを経験した人にとって、Airは少し滑らかさが物足りなく感じるかもしれない。
ただ、デジタル初心者だとその違い自体わからないと思うので
- お金に余裕がある
- 既にデジタル経験済み
といった人でない限りは、Airにしておくのが無難である。
お試しで無印から始めるのも手
中には「とはいえ、Airでも高額だしiPadにこだわってもいないからなぁ」という人もいるかもしれない。
そういった方は、無印から始めるのも一つの手です。
試してみて、末永く描けそうであれば売却して上のスペックを購入すればいいし、なんか違うと感じればそのままコンテンツ消費に使えばいい。
私も最初はiPad無印を購入し問題なさそうだったから、最終的にProにした。
mini はイラストに小さすぎる
iPad miniでもイラストを書けるし、持ち運びが容易で価格も安いが
イラストを描くにはあまりにも小さすぎる…
なぜなら、画面も本体も自分の手のひらサイズだから
私も「miniの方が持ち運びに便利でどこでも描けるじゃん!」と思っていた時代もあったが
画面が狭すぎてストレスがたまり結局やめた。
ストレージは512GBだと心配がない

ストレージは色々あるが、私は256GB~512GBが良いと思う。
なぜなら、システム / OSだけで27GBくらい持っていかれるから。
参考までに私のストレージ状況を見てほしい

余計なアプリを入れたくはないストレージ節約家の私だと78.94GBは使用している。
イラスト系ツールでも「9GB + 6GB = 15GB」
長期的に描いていくと考えた場合だと、128GBなんてあっという間だし、256GBも恐らくすぐに到達する。
容量を気にするくらいなら、余裕が持てる512GBにしておくのが安心です。
ただ、データを外部へ逃がしたりストレージ管理をしっかりできるなら256GBでも物足りるとは思うので、そこはお好みでどぞ。
(まぁ、アプリゲームを削除すればいい話なんだけど…それは勘弁してほしい)
Wi-FiとCellularはどちらでもOK
通信にはWi-FiとWi-Fi + Cellularモデルがあるんだけど、これについてはぶっちゃけどちらでもOK。
Wi-Fiだとしてもテザリングできるし
Cellularなら別途SIMを契約して通信が可能
私は単独で持ち歩くことも多いので、Cellularモデルにしている(SIMはIIJmio)
ただ、Wi-FiとCellularで約3万くらいの差があるから
おサイフと相談するか、自分がインドア派かアウトドア派かで選んで。
iPadはリセールバリュー、つまり購入した際に売却する時の価格が高いというのがメリット。
- 購入して使わない→売却
- 購入したけど新しいものが欲しい→売却して購入費へ充てる
といったことも可能だし、私はそうして色々とiPadを試してきた。
※その代わり大切に扱えよな
イラスト用iPadのスペック一覧(見方)

iPadのスペックを見る中で
「どこが、イラスト制作に影響するの?」
といった疑問はあると思うので、各スペックの説明をしていく。
CPU:処理能力の根幹を決める
| iPad(第11世代) | A16 (5コアCPU/4コアGPU) |
|---|---|
| iPad mini(第7世代) | A17 Pro (6コアCPU/5コアGPU) |
| iPad Air(第8世代・11インチ) | M4 (9コアCPU/9〜10コアGPU) |
| iPad Air(第8世代・13インチ) | M4 (9コアCPU/9〜10コアGPU) |
| iPad Pro(第8世代・11インチ) | M5 (9〜10コアCPU/10コアGPU) |
| iPad Pro(第8世代・13インチ) | M5 (9〜10コアCPU/10コアGPU) |
CPUについてだが、これはiPadの処理能力を決める脳みそだと思っていい。
これの数字が高いほど、処理が早くなる。
AppleのCPUである「M◯チップ」はMacBookにも使われているものだから
iPadでもMacBook並の処理をこなせたりもする。
はっきり言ってタブレット端末にこのスペックは過剰だし異常。
GPUについて
他にもイラストではGPUというものも重要となってくるのですが
Appleに関してはCPUが優秀過ぎるため気にしなくて良いから割愛。
メモリ:レイヤー数や作業の快適さに影響
| iPad(第11世代) | 6GB |
|---|---|
| iPad mini(第7世代) | 8GB |
| iPad Air(第8世代・11インチ) | 12GB |
| iPad Air(第8世代・13インチ) | 12GB |
| iPad Pro(第8世代・11インチ) | 12GB |
| iPad Pro(第8世代・13インチ) | 12GB |
メモリはよく例えられるのが机の広さ
机が広いほどに、たくさんノートやら参考書やらが広げられるため、作業がより快適になる。
イラストで言うところのレイヤー数です。
ストレージ:保存容量
| iPad(第11世代) | 128GB / 256GB / 512GB |
|---|---|
| iPad mini(第7世代) | 128GB / 256GB / 512GB |
| iPad Air(第8世代・11インチ) | 128GB / 256GB / 512GB / 1TB |
| iPad Air(第8世代・13インチ) | 128GB / 256GB / 512GB / 1TB |
| iPad Pro(第8世代・11インチ) | 256GB / 512GB / 1TB / 2TB |
| iPad Pro(第8世代・13インチ) | 256GB / 512GB / 1TB / 2TB |
ストレージは保存容量。
多ければ多いほどたくさんデータが保存可能。
ただし、容量多いからって気にせず保存し続けると管理が大変なことになる。
だから、定期的にフォルダ分けやデータの整理をすることを強く…つよーーく、推奨します。
通信:Wi-Fi / Wi-Fi + Cellular
- Wi-Fi:通信はWi-Fiのみ(テザリング可)
- Wi-Fi + Cellular:Wi-Fiの使用とSIMカードの使用可
違いとしては以上の通り。
Wi-Fi + Cellular モデルにはSIMスロットを差せる場所があり。
SIMカードを契約することでWi-Fiなしでも通信をすることができる。
ただ、Wi-Fiモデルでもテザリング対応しているし、Cellularだと価格も+3万くらいになる。
だから、予算とライフスタイルと好みで選ぶことがオススメ。
価格:512GBを選んだ場合(Wi-Fi / Wi-Fi + Cellular)
| iPad(第11世代) | ¥126,800 / ¥151,800 |
|---|---|
| iPad mini(第7世代) | ¥151,800 / ¥176,800 |
| iPad Air(第8世代・11インチ) | ¥181,800 / ¥206,800 |
| iPad Air(第8世代・13インチ) | ¥221,800 / ¥246,800 |
| iPad Pro(第8世代・11インチ) | ¥244,800 / ¥279,800 |
| iPad Pro(第8世代・13インチ) | ¥304,800 / ¥339,800 |
参考までに、512GBを基準に価格帯も表にまとめておきます。
見てもらうとわかる通り、スペックが上がるほどに価格もあがる。
Proに至っては、もはや25〜30万円クラスのゲーミングPC(WQHDで高画質ゲーミングができるレベル)が買えてしまうくらいの価格帯。
いかれてやがる。
Appleめ….でも、今のところタブレット端末でAppleを超える端末がないのが悔しい。
頼むから頑張ってくれ、Android。
イラスト用iPadの買い替え目安は?

イラスト用iPadはとても長く使うことができる。
買い替え時に迷う人も多いと思う。
イラスト用iPadの買い替え目安と簡単に説明しておく。
目安①:iOSの更新対象外
まず一番わかりやすいのがコレ。
iOSの更新対象から外れると、ProcreateやクリスタなどのアプリがどんどんOSに合わなくなっていく。
最新機能が使えないだけならまだしも、そのうちアプリ自体が起動しなくなることもあるから、これはさすがに買い替えを検討すべきサイン。
目安②:通信モデルを変更したい
最初はWi-Fiで十分だったのに、外で描く機会が増えてCellularが欲しくなった(逆パターンもアリ)、みたいな生活スタイルの変化。
これも買い替えのきっかけとしては全然アリ。
さっき話した通りiPadはリセールバリューが高いから、型落ちでも意外といい値段で売れる。
だから、通信モデルを変えたいだけでも気軽に買い替え検討していい。
目安③:ページの多い漫画/3Dなど高度なことをしたい
イラスト1枚描くだけならAirで十分だけど、ページ数の多い漫画を量産するようになったり、3Dモデルを扱い始めると話は変わってくる。
特に3Dに関してはAirだと正直厳しめ。
「そのうち3Dもやってみたいな」くらいの気持ちがあるなら、最初からProを検討しておいた方が後々の買い替えの手間が省ける。
まとめ

今回の記事をまとめました。
悩みますが最後はフィーリングと憧れで選んじゃってもいいと思います。
それではみな様、良き絵描きライフをm(_ _)m
